娘(ママ)と孫と私の3人でスーパーへ買い物に行った時、「ママーこれ、入ってるー」と声がする。何事かと思ったら、孫がママに、買ってはいけないと決めている食品添加物が入っている商品を教えていたのです。
孫の声が大きかったので、娘は店に気を使い「わかった、わかった」と孫の声を打ち消そうとしていました。
娘は特に子供には良くないと言われている食品添加物を食べさせたくないと、本まで買って勉強していて、それで孫も良く覚えていたのです。
いつ何をきっかけに食品添加物を気にし始めたかは覚えていませんが、親子そろって食品添加物は好まない。
しかし今の世の中、自給自足の生活でもしない限り、完全無添加の生活なんてしたくてもできな。そして全部が悪い物とも言えない。
なので買い物へ行くと、時にはお惣菜も買います。その時は原材料のところを読み、食品添加物が入って無いか、入っていても許される範囲の添加物なのかを確かめて買います。
食品添加物とはどういうものか!改めて考える
食品添加物の分類
食品添加物を3つに分け①入っていたら絶対に買わない添加物。②どうしても欲しい食品なら時には買っても良いとする添加物。③買っても良いとする添加物。と言ったように段階があります。
食品にはどうしても食品添加物を入れないとできないものがあり、豆腐や中華麺が代表的な物だそうです。
どの食品添加物がどれだけ体に悪いか悪く無いかを判断するのは難しい。あまり気にならない人もいれば、気になる人は気になるのです。
送り物にも気をつけて
一番困るのは、時々もらい物の中に、私の絶対に避けたい食品添加物が入っている時です。もらった相手に失礼だし、一度や二度食べたからといってどうなる訳でもないし、と食べようとするのですが、どうしても箸が進みません。結局、体に良くないと思いながら食べても仕方がないので、そっと捨てるのです。
自分も贈り物をする時は、このようなことも考えて送らないといけないのだと改めて感じました。
私にとって食品添加物は精神衛生上にも良くない物なのです。食品添加物は山のようにあり、どう付き合っていけば良いのかはなかなか難しい。
無農薬、無添加で頑張っている人々
苦労して無農薬で野菜を作って下さる農家の皆さんがいます。その無農薬野菜に好ましくない食品添加物の入った食品を合わせて料理するこの矛盾。それを少しでも無くそうと、私は自然派の宅配サービスを利用しています。
生ものは冷凍が多いのですが、他の食品や調味料、お菓子類にも食品添加物は殆ど入っていませんし野菜や米は無農薬か省農薬です。
このように努力すれば、まだまだ食品添加物や農薬を減らす事はできると思うのです。その分、私達も食品の管理をしっかりしないといけませんけどね。
子供達の未来のために
現代の食生活で、食品添加物を一切取らない生活をすることは困難です。毎日、何らかの形で摂っています。
少々なら摂っても大丈夫と言われる食品添加物でも、複数の食品から、複数の食品添加物を重ねて摂ってしまいます。そんな生活を、子供達が20年~30年と続けた時、体に害はないのでしょうか。そしてまた、その子供達が大人になり子供が産まれ、その子供の時代になっても、何の悪影響もないと言えるのでしょうか。
もし、その食品添加物が何らかの形で体に悪影響を及ぼしていたとしても、長年経てばそのせいかどうかなんて判らないでしょう。その頃には時効になっていて、どこに責任があるかも判らないのです。
早急な改善
外国では禁止されている食品添加物でも日本で許可されている物もあり、この点も早急に改善してほしいし、食品添加物も少なくしてもらいたい。
安全で安心な食品の提供
テレビ番組などで、売れる商品の開発競争、人気商品の売り上げ競争、そんな番組はよくありますが、食の安全を競う番組は見たことがありません。
食品添加物を減らす競争。添加物を入れるなら、その添加物のしっかりとした安全性の説明。原材料はこのようにこだわっている。といった、そんな番組を作って欲しいものです。
美味しい商品を作るのも大事、利益を上げるのも大切でしょうが、食品メーカーには、もっともっと研究してもらい、食品添加物を減らして安全で安心な食品を作って提供してもらいたいですね。
私達一人一人の努力も
私達も食品添加物の勉強をしっかりとして、安全な添加物、気をつけたい添加物をしっかり見極めて食品を買っていれば、少しずつでも良い方向へ向かって行くのではないでしょうか。