はちみつの豊富な栄養! 今話題のマヌカハニーの凄い殺菌効果

焼きたてパンにたっぷり注がれたはちみつ

我が家では、毎日はちみつを使います。
料理や飲み物、ヨーグルトに入れたりパンにつけたり色々なものに使うので、すぐなくなります。なのでいつも割安な1000g、4本セットを買っています。
はちみつはビタミン、ミネラルが多く、是非使ってもらいたい食品です。

1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを与えないで下さい。ポツリヌス菌が混入していることがあるので食中毒を避けるため。

毎日使いたい! はちみつの素敵な健康効果

はちみつの主成分

はちみつの主成分は果糖とブドウ糖、どちらも単糖類です。

ビタミンは、ビタミンB1ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸ナイアシン、ビオチン、 パントテン酸、ほか

ミネラルは、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅、マンガン、などが含まれています。

その他、アミノ酸酵素有機酸、ポリフェノール、など150種類以上の成分が含まれていてバランスの良い食品です。

はちみつの効能

即エネルギーになる、疲労回復、脳の活性化
はちみつの糖分は単糖類なので、これ以上分解される必要がなく胃腸に負担なく即エネルギーになります。また豊富な栄養素は脳の活性化に必要で、子供の脳の成長にも役立ちます。

殺菌効果、ウイルス対策、風邪予防
はちみつに含まれているグルコン酸には殺菌作用があり、また強い殺菌効果のある過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素が含まれていて、ダブルの殺菌作用があります。喉の痛みや咳、口内炎などに効果があると言われています。

美容効果、保湿効果
はちみつには消炎作用や保湿効果があるので、洗顔後、はちみつで顔全体を軽くマッサージし、1~2分おいて洗い流すとしっとり。また日焼けによる炎症にも効果があります。

ダイエット効果
はちみつの甘さは砂糖の3倍の量とほぼ同じ甘さになります。(はちみつ大さじ1=砂糖大さじ3)またカロリーは砂糖の4分の3で低カロリー。脂肪がつきにくい糖でもあります

二日酔い
はちみつに含まれる果糖は肝臓内のアルコールの分解を助け、血中のアルコール濃度を下げる働きがあり、ビタミンB群は肝機能を高める働きがあります。

その他、老化防止、動脈硬化、安眠、虫刺され、水虫、打撲、貧血、など多くに効果があるとされています。

この栄養価の高いはちみつですが、もっと凄いスーパーはちみつがあったのです。それはマヌカハニーと呼ばれます。

スーパーはちみつ マヌカハニーの健康効果

木製の匙ですくいあげられたマヌカハニー

マヌカハニーは、主にニュージーランドで自生するマヌカの木に咲く花から採れる、貴重なはちみつです。

マヌカハニーの主成分

マヌカハニーにはメチルグリオキサールと言う抗菌活性成分が含まれていてピロリ菌や大腸菌サルモネラ菌などの治療に有効と言われています。その成分の純度、質、量、を表すのがMGO(メチルグリオキサールの略)で80+~1200+くらいまであって数字が大きいほど効果が高く、また価格もそれに応じて上がります。UMF、MGSと言うマークもあり、この3つのマークは専門機関で検査され、しっかり品質管理されたマヌカハニーの証です。
たとえば、MGO500+と、UMF15+と、MGS15+がほぼ同じレベルです。

マヌカハニーの効能

抗菌作用、抗炎症作用、抗酸化作用、免疫力アップ、美容効果(保湿、アンチエイジング)胃腸疾患の予防、切り傷や火傷改善、咳止め、虫歯予防や口内炎など口の中のトラブル改善など。病原菌やウイルスなどの増殖を抑制し除去する働きがあります。普通のはちみつより優れた殺菌成分を持っています。

マヌカハニーはMGO500+くらいになると充分な抗菌作用や感染予防効果があるそうなので、MGO500+の 250g入りを使っています。高価なので普通のはちみつのようには使用できませんが、自分や家族がちょっと喉がおかしくなったり頭痛がしたりすると使います。

ティースプーン1杯くらいを口に入れ直ぐに飲み込まず、自然に体に溶け込むのをまちます。そうすると口の中の雑菌も減り、体に入ると体の中でも抗菌作用を発揮してくれ、これを2~3回繰り返すうちに治るのです。この数年、風邪も引かず「ちょっとおかしいかな~」と思ったらマヌカハニーで乗り切り、我が家では大変重宝しています。

最近マヌカハニーを使ったのは手指の爪との堺が痛くなった時です。(さかむけの時と同じ痛さ、と言ったほうが解りやすいかな)マヌカハニーが傷にも良いとされていることは知っていたのですが、皮膚に塗るのは何だかヌルヌルするので塗ったことはありませんでした。しかし今回は試す気持ちもあり塗ってみました。痛くなった手指の爪との間につまようじにつけたマヌカハニーを塗り込み、上に絆創膏(ばんそうこう)を貼ってみました。朝一番に塗ると昼頃には痛さが和らぎ、夜には殆ど痛さはなく、次の日は素手で洗い物をしても平気になっていました。「お~凄い~」と感激しました。

私は、あまり科学的な薬は好きではないので、これでまた一つ「自然療法を手に入れたぞ~」と嬉しい発見でした。

栄養補給は普通のはちみつで、殺菌効果やウイルス対策にはマヌカハニーと、使い分けると良いと 思います。

勿論、マヌカハニーを毎日食べると健康効果は大きいのでしょうが、一般的にはチョット高いですね。

マヌカハニーの味は普通のはちみつと大差はなく、ねばりがあり味が濃く、体に良さそ~って感じです。

【甘党の人へ】甘いお菓子は悪なのか? 甘味(砂糖)との上手な付き合い方

器にのった和菓子、豆大福や栗羊羹

甘い物を食べると罪悪感を持ったり、「悪いことをした!」なんて言う人がいますね。私も甘党です。その遺伝子を私に残した父は真の甘党で、毎日欠かさず食べていました。父は午後の3時頃になると山仕事から帰って来て、茶の間の自分の定位置に座り、お茶と和菓子が出て来るのを待ちます。そしてゆっくりと、お茶とお菓子を楽しむのです。

砂糖の良いところは即効性があり、直ぐに体のエネルギーになるところです。脳内の神経物質に働きかけ精神安定、リラックス効果があり、学習能力向上にも役立ちます。しかし食べ過ぎの良くないことは周知の事実ですね。

WHO(世界保健機関)の砂糖摂取量1日25gまでを推奨しています。なかなか頑張らないと難しい数字です。

あらためて菓子、糖類の食べ方を考えてみる

甘党にとって甘いもの断ちは、人生の楽しみを半減させる行為!

だから無理ですね・・・。
そこで、食べ方や調理にちょっとした工夫をする事で健康を維持しましょう。

砂糖の量を少なくする工夫

例えば、飲み物や、ホットケーキ、パン、お菓子作りなどには砂糖の代わりに蜂蜜や黒砂糖を使う。料理も砂糖の代わりに蜂蜜や黒砂糖、みりんなどを代用する。ジュースも果物のバナナやリンゴで甘さを出し、足らなければ蜂蜜を少し足すなどする。我が家は既にそうしていて、ほとんど料理に砂糖は使いません。

蜂蜜は栄養豊富で砂糖より甘さが強いので少量でよい。黒砂糖もビタミンやミネラルが含まれていて白砂糖よりカロリーも低い。みりんはGI値(食後に上昇する血糖値のスピード)が低いので血糖値の上昇がゆるやかで脂肪がつきにくい。果物もGI値が低く、ビタミンやミネラルが多く健康に良い。

とくに、糖尿病 血糖値の高めの人は黒砂糖を利用すると良いのでは・・・黒砂糖には「フェニルグルコシド」と言う成分が含まれていて、血糖値の急な上昇を抑え腸内の余分な糖を排出してくれる働きがあるそうです。また、さとうきびの表皮の「オクタコサノール」や「「ラフィノース」にはコレステロール中性脂肪を下げる作用が期待できると言われています。1日の目安は40gまでに。
医師に糖分を止められている人は相談してからにしましょう。

また、1歳未満の子供には蜂蜜や黒砂糖を与えないで下さい。ポツリヌス菌が混入している可能性があるので食中毒を防ぐため。

甘いお菓子の上手な食べ方

甘い物はゆっくり食べる糖分をゆっくり吸収すればブドウ糖の吸収もゆっくりとなり急激に血糖値が上がらない。
食べる時間は14~15時が良い。BMAL1と言う脂肪の合成を活発化するタンパク質が一番静かになる時間なのです。反対に21時以降は活発になります。要するに午後の3時前後に食べると脂肪になりにくく、おやつの時間に最適だと言うことです。反対に夜の9時を過ぎての飲食は脂肪がつき易いということになるのです。

夜遅くに食事をする方は、なるべく低カロリーの物を摂りましょう。また食事はしたのに小腹が空いて何か欲しくなったら、牛乳かスープくらいにしましょう。安眠にもつながります。

菓子類 おおよその砂糖使用料
品 目 砂糖使用料
大福(70g) 12g
ケーキ(70 24g
シュークリーム(70g) 8g
プリン(中) 14g
飴1個 3~4g

 小さじ1=ティースプーン1=スティックシュガー1本=砂糖3g 

市販の炭酸飲料やジュース類、スポーツドリンクなどにも糖分の多い物がありますので注意。また、砂糖の入ったコーヒーを何杯も飲むのも良くないですね。

食べることは毎日なので、目安を知り少し考えながら砂糖を使ったり、お菓子を食べたりするだけでも体に良いと思います。

甘い物は食べると良くないのではなく、食べ方や食べ過ぎに気をつけて楽しんで下さい。今日は食べ過ぎたな~と思ったら、お酒を飲む人が休肝日を設けるように、甘党の人も休甘日を設けましょう。

父に休甘日はありませんでしたが、おやつに最適な午後3時に毎日おやつ休憩をしていたのは理にかなっていたし、仕事の合間に母の顔を見ながら一緒にお茶を楽しむひとときは、次の仕事への活力源として必要だったのでしよう。
今ほど食材も豊富な時代ではなく、田舎の質素な食事で過ごす中、90歳近くまで糖尿病にもならず大病もせず、毎日甘い物を楽しみ、長寿を全うした父でした。

つくしで、老化防止、むくみ対策、花粉症予防

春の野草、土筆(つくし)が群生している様子

春が来るとテレビの画面で、一度や二度はつくしが頭をもたげ、ヒョロリと伸びているかわいい姿が映し出されますね。そんなつくしに、凄い力があると知っていますか?
実は老化防止むくみ予防花粉症対策などに効果があると言われています。

つくしの健康効果

 つくしの成分
つくしには、抗酸化ビタミンのβカロテンやビタミンEが豊富で、他のビタミン、ミネラル、植物繊維等も含まれている栄養価の高い山菜なのです。βカロテンはブロッコリーやオクラよりも多く、ビタミンEは野菜(山菜)の中でもトップクラスと言われています。

 つくしの効能
βカロテンやビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑え老化防止(アンチエイジング)に役立ちます。

ミネラルの一つカリウムは、むくみや高血圧、糖尿病の予防になり、筋肉を正常に保つ働きがあります。

つくしには不飽和脂肪酸類、フラボノイド類、コハク酸、オニチンなど抗アレルギー効果のある成分が含まれていて、花粉症の原因物質であるロイコトリエンやヒスタミンの遊離を抑制する効果があると言われます。

 つくしの即効性
つくしには即効性があるとも言われていて、山菜採りに行った人がつくしを採って帰り、料理をして食べたところ花粉症の症状が治まった。花粉症の症状が出ている時に、つくしの料理を食べたところ直ぐに効いたと言う話もあります。

 つくしの注意点
半面つくしにはニコチンなどのアルカロイド類が含まれていて大量に摂取すると中毒症状を起こす可能性があるそうです。しかし、アク抜きをして惣菜として食べる程度なら問題ないそうです。

『毒と薬は紙一重』と言いますが、春の息吹と共に芽生える山菜には、アクの強い物が多いですね。それには秘められた何かが、まだまだ有るのかも知れませんね。何だか楽しくなりました。

加工品(つくし飴)の効果は?

つくし飴を2~3年前に、花粉症の症状が出ていた時に買った事があります。効果については、はっきり効いたとも効かなかったとも、良く判らなかったのですが、つくし飴を持っていると言う安心感はありました。

今回、つくしについて書くので気になりメーカーに問い合わせてみました。「つくし飴にはどれくらいのつくしを使っていますか」その答えは「つくし飴40個に、つくし3本程度です」との答えでした。「エエッ ウソッ」と思い、間違いないですか?」と聞き返しましたが、間違いないと言われました。私の感覚からすると少なくとも飴1粒に数本、数10本単位で入っていると思っていたのです。

詳しく聞くと、1本のつくしから2000mg程度のエキスがとれ、飴1粒には162.9mgのエキスが入っているそうです。そうすると概算で40粒の飴を作るのにつくしを3本程度、使っていることになり、間違いなかったのです。

さて、この40粒の飴につくし3本分のエキスで、花粉症効果はどれくらい有るのでしょうか?
飴で花粉症が治まったら最高ですよね。研究を重ねてもらい、よく効く飴やサプリができると良いですね。

つくし料理で季節を感じる

先日、スーパー内にある小さな産直売り場に、つくしが沢山売られていました。
昔は友達数人で、春になると年中行事のように車を走らせ、つくしを採りに出かけたものです。そんなことを思いつつ、ナイロン袋いっぱい、160円のつくしを買いました。
帰宅すると早速、つくしのはかまを取る作業をしました。いつもの如く指がアクで真っ黒になり、漂白効果を期待してレモンで指をこするのも、つくしを料理して食すための工程の一つです。(最近ではナイロンの薄い使い捨て手袋をして、はかまを取る人もいるそうです)

ざるに乗った沢山のつくし

つくしの下処理
① つくしのはかまを取り、水で洗っておく。
② 鍋にたっぷりの湯を沸かし、①を入れて2~3分湯がき、湯を切る。
③ ボールに水と②を入れ20~30分さらす。
④ ③を水を取り替えながら2~3回洗う。
⑤ ④の水を軽く絞って好みの料理に使う。

皿に盛りつけたつくしの卵とじ、甘辛煮、ちらし寿司

アク抜きも人によって色々違いがあるようですが、私は上記のようにして使います。
卵とじにしたり、つくだ煮風に甘辛く煮たり、お寿司に散らしたりします。
また、採れたてのきれいなつくしを天ぷらにして食べるのもオツですよ。 

今年は友達にも貰ったりして、つくし料理を3回作りました。1回分を2~3日に分けて食べるので計10食くらいは食べました。今のところ、くしゃみや鼻水も出ていません。それがつくしの効果かわかりませんが、来年もまたつくしを待ってま~す。